NuvotonのISD1900 ChipCorder^® は 2 つのオペレーティングモード(アドレストリガーと直接トリガー)を備え、動作電圧が 2.4V ~ 5.5Vと広い、最新のシングルチップマルチメッセージ録音/再生シリーズです。サンプリング周波数は外部レジスタ経由で 4 ~ 12 kHzを選択できます。外部レジスタにより 10.6 ~ 32 秒の時間も決定されます。このICは主にスタンドアロン利用のために設計されています。もちろん、必要に応じて、マイクロコントローラーとともに使用することもできます。

2 つの動作モードはアドレストリガーと直接トリガーです。アドレストリガーモードの場合、録音動作と再生動作の両方が開始アドレスと終了アドレスのピンにより指定された開始アドレスと終了アドレスに基づいて操作されます。一方で、直接トリガーモードの場合、この機器は、固定メッセージ構成設定に基づき、メモリを 8 つの同等メッセージと同じ数だけ構成できます。録音または再生機能を事前に選択すると、各メッセージにそのメッセージの制御ピンを経由して無作為にアクセスできます。

この機器にはフィードスルーモードの下、AGC機能の付いた選択可能な差動マイクロホン入力またはシングルエンドアナログ入力、AnaInがあります。その差動クラスD PWMスピーカードライバーは一般的なスピーカーまたはブザーを直接ドライブできます。

特徴：

• 2.4 ~ 5.5Vの広い動作電圧
• 4kHz ~ 12kHzの高いサンプリング周波数
• FT:MIC+ をANAINに変換し、スピーカーにフィードします
• R/P:録音/再生スイッチ
• REC:レベルまたはエッジ録音
• PLAYE:エッジトリガー、オン/オフ切り替え
• PLAYL:レベル再生またはルーピング再生
• LED:録音のLED出力
• NORM(アドレストリガー):可変メッセージ時間
• MODE:(直接トリガー):固定メッセージ時間
• パッケージ:SOIC